1. ペット大好き!
  2. ワールドペットニュース
  3. ガンに冒された猫。死ぬ間際に13年前の飼い主と奇跡の再会

ワールドペットニュース

ガンに冒された猫。死ぬ間際に13年前の飼い主と奇跡の再会

海外

2012年に起きた悲しい出来事は、動物看護師のジェイド・ユネルさんに心にぽっかりと穴を残した。生まれたときから大切に育てていた、飼い猫のミンクスが姿を消してしまったのだ。
ちょうど彼女とパートナーがイギリスのブリストルからウェールズのトレデガーに引っ越す準備をしていた矢先にミンクスはいなくなり、結局見つからないまま13年の月日が流れた。

しかし今年、ユネルさんの家から140マイル離れた場所で奇跡が起こった。やせ細り、ノミだらけの野良猫がミンクスであると判明し、ウェールズのペンブルックシャーにある動物病院に保護されたのだ。スタッフが猫のマイクロチップをスキャンし、ユネルさんに連絡が入った。
電話があったとき、ユネルさんは電話勧誘だと思い、携帯電話の知らない番号を無視したが、まもなくミンクス発見の知らせだと知り衝撃を受けた。

「言葉を失いました。震えが止まりませんでした。夫に『ミンクスが見つかった』と言うと、彼はとてもショックを受けていました」
2時間半かけてペンブルックシャーに向かったユネルさん。対面したミンクスは変わり果てた様子だった。
「ミンクスは本当にひどい状態でしたが、すぐに私に気づきました。彼女は私に頭突きをし、ゴロゴロと嬉しそうに鳴いていました」
家に帰ると、ミンクスはすぐに夫妻の子供たち、とくに娘と仲良くなった。

しかし悲しいことに、ミンクスはすぐに進行性のガンと診断された。最愛の家族と再会してまもなく息を引き取ったが、最期は愛情に包まれ、抱っこされながら過ごしたという。

「ミンクスはとても素晴らしい猫でした。彼女が戻ってきてくれたことに感謝しかありません。私たちが彼女の最期を看取ることができるように神様が引きあわせてくれた。おかげで彼女は私たちの子どもたちにも会うことができました」と涙ぐむユネルさん。

ミンクスが家から遠く離れてしまった理由については、誰かに引き取られたなど、さまざまな憶測があるものの、だれも明確な答えを持っていない。
ただ言えるのは、ミンクスがマイクロチップを付けていなければ、この奇跡は起こりえなかったと言うことだ。

関連URL: Cat Missing 13 Years Returns Home Just in Time to Spend Her 'Final Days' With Her Family

  • ペット保険比較 あなたのペットに最適な保険を選ぼう
  • メルマガ会員募集
  • 4コマ漫画「ネコチチイヌハハ」
  • 全国のペットショップの採用情報
  • ペットライブラリー株式会社
  • あにまるケアハウス