
まるでAIで作成したようなびっくりな写真がオーストラリアから発信されて話題になっている。
それは公共バスの手すりにしがみつき、無賃乗車をエンジョイするコアラの姿だ。どうしてコアラがバスに乗っていたのか?
12月中旬の土曜の夜、オーストラリア・ブリスベンのバス運転手が、混雑した道路を横切る1頭のコアラを発見した。運よく車にひかれずに済んだそのコアラは、恐怖に震えながら安全を求めて街灯柱に登った。
それを見た心優しいバス運転手は、バスを停めコアラを乗せてやることを決めた。そしてブリスベン・サウス・コアラ救助隊に連絡をした。救助隊が到着するまでの間、コアラは誰も乗っていないバスの手すりにしがみつき、じっと待っていた。その姿はとても愛らしいが、きっと内心は不安でいっぱいだっただろう。
救助隊のメンバーはすぐにコアラを保護施設に連れていき、健康状態のチェックをした。健康に問題がないとわかったため、ペリと名付けられたそのコアラは、その地域にあるブッシュランド保護区で自由に暮らすために放たれた。
自然に戻された日、ユーカリの木に威勢よく登っていくコアラの姿を捉えた動画に、バスの運転手もホッと胸を撫でおろしたことだろう。
オーストラリアでは人間による開発や山火事などの要因により、コアラの個体数は年々減少傾向にある。人間が築いたインフラの近くで生息しているコアラは、誤って道路に飛び出したりして事故に遭うケースも多い。
幸いにも今回のケースでは、バス運転手とコアラ救助隊双方の親切心と迅速な行動のおかげで、コアラの命を守ることに成功した。
関連URL: Kindhearted Bus Driver Opens His Doors To A Koala In Need Of A Ride








