
テキサス州フォートベンド郡で8月4日朝、ガーバーさん一家が眠っている間に納屋から火が出た。納屋には鶏や七面鳥など、家族が飼っている動物たちがいた。そのときに活躍したのが、生後4か月のガチョウ「グーシー」だった。
ガーバーさん宅の防犯カメラの映像には、納屋のなかで炎が激しく燃えあがる様子が映っている。そして約40秒後、グーシーが納屋から飛び出してくる。
すると、グーシーは「ガー!ガー!」と、何度も大きな鳴き声を上げ始めた。納屋の前を行ったり来たりしながら、まるで必死に「大変! 火事だよ!」と知らせているようだった。
その鳴き声で目を覚ましたのが、飼い主のバート・ガーバーさんだった。前夜遅くまでテレビを見ていたため、ソファで眠っていたというバートさん。外に出てみると、納屋から炎が噴き出しているのが見えた。
「すぐにホースをつかんで、そこへ駆けつけた」とバートさんは地元メディアに語った。
幸い、バートさんは火を消し止めることに成功し、家の中にいた動物たちも全員無事だった。
「うちのガチョウのグーシーが鳴いて私たちを起こしてくれたんだ。幸い、火を全部消すことができて、みんな無事だった」
バートさんは、もしグーシーが知らせてくれなければ、あと数分眠り続けていた可能性があり、そうなれば火は「手に負えなくなっていたかもしれない」と話した。
防犯カメラの映像を確認した奥さんのチェルシーさんも、グーシーの行動に驚きを隠せなかった。家族はみんな「信じられない」と驚き、この小さな鳥に心から感謝しているという。
グーシーが家族の一員になったのは、娘さんが展示会でグーシーに一目惚れしたのがきっかけだった。会場にはなんと「ハグ・ア・グース(ガチョウを抱っこしよう)」というコーナーまであり、娘さんはすっかり心を奪われてしまったという。
ところが、母親であるチェルシーさんは昔からガチョウが怖くて苦手だった。それでも娘に押され、しぶしぶグーシーを家に迎えることに...。
しかし4か月後、突然の火事から動物たちを救ってくれたのはグーシーだった。今では、グーシーはただのペットではなく、家族を守る小さなヒーローとして可愛がられている。
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