エマ・ワトソンが連れ歩いた犬は「ダーシー」という名のビションフリーゼで、全身が毒々しいピンクに染められている。ダーシーの毛染めをした店のオーナーであるスチュアート・サイモン氏は、「当店ではピンクが人気の色ですが、その染料は植物由来で、動物にはまったく無害なんです」と取材した英国デイリー・メール紙の記者に説明している。

　一方、エマ・ワトソンは、「ダーシーは私の犬じゃなくて、友だちの飼い犬。乳がん撲滅の資金集めのために、その友だちがピンクに染めたの」と語っている。だが、そんな彼女に対して、デイリー・メール紙やネット上の掲示板には、「犬はオモチャや人形じゃない」「どんな理由があろうと犬をピンクに染めるなんて間違っている」「動物虐待じゃないか」といった批判の声が相次いでいる。

　ハーマイオニーの彼女といえども、今度ばかりは「うまい魔法」は使えないかもしれない。

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