
「花に水をやっていたら、物置の前を黄色い何かがすごくゆっくりと横切っていくのが見えたの。その尾は2メートル近くもうしろに伸びていたんです。もう恐ろしくて...」
ホラー映画のワンシーンのような出来事が、ニュージャージー州フリーホールド・タウンシップで起きた。
モンマス郡SPCAによると、レスリー・デイリーさんが自宅の裏庭で見つけたのは、体長約8フィート(約2.4メートル)もあるビルマニシキヘビだった。
ヘビはそのまま木造の物置の床下へ入り込んでいった。通報を受けた動物管理官が駆けつけたが、簡単には手を出せない場所だった。
そこで地元業者の協力を得て物置の床板を取り外し、訓練を受けた動物管理官が慎重にヘビを取り出した。
「忍耐と専門的な技術のおかげで、ヘビは無事に救出されました」と、SPCAは報告している。
ところで、この巨大ヘビはいったいどこから来たのだろうか。
詳細はまだ分かっていないものの、動物管理官のスコット・クロフォード氏は、「大きくなりすぎて飼い主が世話をできなくなり、捨てられた可能性がある」と考えている。
保護されたヘビを獣医師が調べたところ、健康状態は良好だった。X線検査では、最近、大きなオポッサム(フクロギツネ)を丸ごと食べたことも判明した。
発見されたときに撮られた写真を見ると、そのヘビのお腹がぽっこりふくらんでいる。オポッサムを丸呑みして、物置の床下で昼寝でもしようとしていたのだろうか。
「脱水症状もなく、体の状態は本当に良好でした」と、獣医師のサマンサ・マメン博士は話している。
SPCAはその後、地元のペットショップ「Fins & Feathers」の協力を得て、ヘビの新しい飼い主を探した。最終的に、適切な許可証と飼育設備を持つ爬虫類の専門家に引き取られることになったという。
ニュージャージー州では、必要な許可を取得すれば、ニシキヘビなど一部のエキゾチックペットを飼育することが認められている。
ただし、動物愛護団体SPCAは「エキゾチックペットを野生に放してはいけない」と強く注意している。放された動物は、地域の野生生物やペットだけでなく、自分自身にも危険を及ぼす可能性があるからだ。
「飼い続けることが難しくなったら、捨てるのではなく、地元の保護団体やシェルターに相談してください」とSPCAは呼びかけている。
それにしても、庭で見つけた「黄色い何か」が、まさか2メートルを超える巨大ニシキヘビだったとは...。レスリーさんにとって、生涯忘れられない水やりになったことだろう。
関連URL: An 8-Foot Burmese Python with a Belly Full of Opossum Found Slithering Through a New Jersey Backyard








