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1位は人用の処方薬 ASPCA 「ペットに危険な毒物トップ10」 発表

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 米イリノイ州アーバナにあるASPCA中毒事故管理センター(APCC)が2013年に取り扱った18万件にのぼる症例を集計した結果によれば、ペットの中毒事故の原因となった毒物でもっとも多かったのは人用の処方薬で、6年連続で1位となった。

 なかでも、降圧剤や抗うつ剤、鎮痛剤の誤飲が多く、飼い主が飲もうと薬を準備している際にうっかり床に落とし、ペットが飲んでしまうケースが多いのだという。

 薬による中毒事故は全体の20%を占めるそうで、ランキング3位には「人用の一般用医薬品」もランクインしている。サプリメントなどもこのジャンルに含まれており、薬と同様に誤飲をすると命取りになる危険なものも多く見られるが、なかにはペットがおいしいものと勘違いするような味や香りのものもあるので、注意が必要だとAPCCは警告している。

 トップ10リストは下記の通り。大切なペットの命を守るためにも、このリストを参考にしつつ、誤飲事故につながる危険物はペットのそばに置かないなど、十分ご注意いただきたい。

【ペットに危険な毒物トップ10】

1位:人用処方薬
2位:殺虫剤
3位:人用一般用医薬品
4位:家庭用品(洗剤など)
5位:人用の食べ物(たまねぎ、キシリトール製品など)
6位:動物用医薬品
7位:チョコレート
8位:殺鼠剤
9位:植物(ユリなど)
10位:ガーデニング用品(肥料など)

関連URL: ASPCA 関連記事(英語)

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