開園25周年を迎えた葛西臨海水族園は、水生動物の多様性を紹介し、それをはぐくむ自然環境の重要性を伝え、子供たちの未来につながる持続可能な社会のための交流の場をめざし、新たな一歩を踏み出した。
25周年記念特別企画として、同園の展示や周辺変化を「写真で振り返る25年」、現在展示している約600種の生き物の中からスタッフが選んだ、とびきりユニークな「25」の生き物を動画で紹介する「25の生き物」などのほか、ゴールデンウィーク企画の特別プログラムとして、海辺の生き物を触りながらじっくり観察し、磯遊びの体験ができる水槽「しおだまり」のスポットガイドを拡大する。通常は1日3回、「しおだまり」水槽で水族園スタッフやボランティアによる生き物のスポットガイドを実施しているが、ゴールデンウィークは、いつものスポットガイドの回数を6回に増やす。
また、4月29日(水・祝)にリニューアルオープンする「北極・南極の海」の見どころや、極地の海に採集に行ったときのエピソードなどを楽しく紹介するスペシャルガイドをおこなう。また、同園では初めての展示となる北極の魚、サドルド イールパウトのほか、アークティック アイソポッドなど極地に生息する無脊椎動物の展示も充実する。さらに極地の海水の冷たさを実際に体験できる特殊な装置も新設したほか、北極と南極の違いや、極地の厳しい環境、極地での生物採集等の解説を充実させた。新しい「北極・南極の海」のコーナーでは極地の知識を深めるとともに、極寒の海の冷たさが体験できる。
・「しおだまり」のスポットガイド
5月2日(土)、3日(日・祝)、5日(火・祝)、6日(水・祝)
各日:12時、12時30分、13時、13時30分、14時、14時30分
・「北極・南極の海」スペシャルガイド
5月2日(土)、3日(日・祝)、5日(火・祝)、6日(水・祝)
各日:10時、16時
関連URL: 葛西臨海水族園