アマゾンの商品マネージャーのベンさんは、愛猫メトリックを「可愛い殺し屋猫」と呼ぶ。メトリックは毎晩のように外へ行っては鳥やネズミなどの小動物を捕まえ、それらをくわえて家に戻ってくるのだ。ベンさんは死んでいる、または死にかけた動物を目にするたびに気分が悪くなり、眠りにつけないこともしばしば。
そんな問題を解決するため、彼は猫用ドアのフラップにAI機能のついたカメラ(アマゾンのDeepLens)と、Arduinoで動く施錠システムを設置した。
カメラにはベンさん自身が作った機械視覚アルゴリズムが搭載されていて、メトリックが家に帰ってくるのか、家から出ていくのか、獲物を口にくわえているかいないかを認識することができる。答えがイエスの場合、ドアは15分間ロックされ、ベンのスマートフォンにテキストが届くようになっている。
ベンの発明は私たちの日常におけるAIの実用性を示してくれている。少しの知恵が大いに役立ち、問題猫にもスマートに対処することができるのだ。
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