8月末にオクラホマ市動物園で3匹の新しいフラミンゴの赤ちゃんが生まれた。赤ちゃんはふわふわの薄いグレーの毛に覆われ、ピンクのくちばしをパクパクと開けて親から餌をねだっている。
生後6〜8週間は親子の絆作りのため、またアライグマなどに襲われないよう、赤ちゃんと親は観客の目から離れた安全な場所で暮らす予定だ。
これまでオクラホマ市動物園ではフラミンゴの幼生は飼育員が手助けを行なってきたようだが、今回は親フラミンゴにすべて任せることにした。
藻やエビなどのカロチノイドを含む餌を食べることでフラミンゴの羽はピンク色になるが、グレーの毛の赤ちゃんも生後2〜3年で徐々にピンクへと変化していく。
こちらは余談だが、今回生まれた3羽のうちの1羽の父親は、なんと57歳という高齢パパだ。1963年に初めてオクラホマ市動物園にやってきたフラミンゴの第1群のうち最後まで生き残っている1羽だそう。歳に負けず元気に子育てに参加し、赤ちゃんが成人するのを見届けてほしいものだ。
関連URL: Three Adorable Flamingo Chicks Just Hatched at the Oklahoma City Zoo