ペンシルベニア州ブラッドフォードにあるフリッツ中学校は、夜に校内を徘徊する黒くて四つ足の侵入者を見つけた。
学校のセキュリティカメラがとらえたのは、野生の若いクマだった。分厚いガラスのドアを突き破って校内に入り、廊下を行ったり来たり歩きながらあたりを見回している。そして冷蔵庫が置いてある教室に入り、冷蔵庫に入っていたタコスの肉とアイスクリーム、クラッカーを盗み食い。
その後も校内探検を続けていたが最後には駆けつけた地元警察によって外に出された。
「きっと学校のなかがどうなっているか気になってたんでしょうね。興味津々な様子で校内のいろんな場所をのぞいていたから。そのまま学校に居座りたかったのかもしれない。フリッツ中学校は子ども達が学び、成長するのに最高の場所だから、クマもドアをノックダウンしてまで入りたいんだわ」と学校の校長は冗談交じりでコメントした。
学校のある地域は森があり、クマが出てもおかしくない。これまでもコヨーテや鹿などを学校周辺で見かけてきたが、さすがに校内に入ってきた動物はこのクマが初めて。学校はこのクマ侵入事件を校外に公表しないつもりだったが、あまりに珍しくて特別な出来事だったため隠すことができなかったようだ。
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