コロナウイルス感染防止のため、アメリカでは多くのレストランや小売店がデリバリーやテイクアウトのみの営業に限定している。
メリーランド州のヘイガータウンにあるワイナリー「ストーン・ハウス・アーバン・ワイナリー」もそのひとつだ。
しかし一風変わっているのは、ワインを配達するのが人ではなく犬なのだ。ワイナリーのオーナーは、顧客と接触することなくワインを届ける最善策として、愛犬である11歳のソーダパプの手を借りることにした。
ボクサー犬の雑種であるソーダパプは、背中につけたベストに2本のワインボトルを入れ、近所の顧客の家のドアまで届けている。
それぞれの配達の合間にしっかりと休息をとっているようだが、彼にワインを届けてほしいという注文はあとを絶たない。温厚で地道に仕事をこなすソーダパプに多くの人々が癒され、勇気をもらっている。
彼にもねぎらいのワインを一杯あげたくなるが、飼い主からハグとおやつともらい大満足しているようだ。
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