犬の平均寿命は10年から13年と言われているが、それ以上生きる確率の高い犬種もある。
愛するペットとの別れほど辛いものはない。だからこそ、これから犬を飼いたいと考えている人は、ぜひ寿命の長さも考慮して犬選びをしてほしい。
これまでの研究で、中・大型犬よりも小型犬の方が長生きすることがわかっている。アメリカで人気の犬種うち、寿命の長い5つの犬種をまとめてみた。
1.ヨークシャテリア
平均寿命は14〜16年。イギリス原種で、長くて美しい毛並みが特徴的なヨークシャテリア。友好的でとても賢く、コンパニオンドッグとして長く人気を誇っている。アレルギーを持つ人でも反応しにくい。
2.プードル
小型は平均寿命が14〜16年、大型は11〜13年。見た目の愛らしさはもちろん、狩猟犬としての知能の高さと従順さも人気の理由となっている。白、茶、黒などさまざまな毛色があり、毛色によって違った雰囲気を持つ。子供との相性が良いので子持ちの家族にはぴったりだ。
3.マルチーズ
平均寿命は12〜15年。昔からエジプトで崇拝され、ギリシャやローマの書物にもマルチーズについての記述が残っている。人好きでやんちゃな性格なので、遊び相手がおらずひとりぼっちの時間が長いと寂しがるかもしれない。体が小さく繊細なので、あまり乱暴な遊びは避けた方が良い。
4.ボストンテリア
平均寿命は14年。タキシードのような毛の模様と大きな瞳がチャーミングな犬種。賢くて警戒心が強いので番犬に相応しく、飼い主との信頼関係を築きやすい。頑固な一面もあるため、子犬の時から飼い始めて社会性を養う必要がある。
5. シーズー
平均寿命は14年。中国の明王朝が愛した犬として知られるシーズー。垂れた耳とくるりとした瞳がチャーミングで、社交的で知能も高い。皮膚が弱く炎症を起こしやすく、埃や日光、風に弱いので注意して飼うことが求められる。
小型犬は日本でも世話をしやすく、小さな子供のいる家庭でも安心して飼える。長い毛の手入れをこまめにし、身体的・性格的な特徴にあった付き合いをすれば、14年以上連れ添うことができそうだ。
ワールドペットニュース
ペットには長生きしてもらいたい。 平均寿命の長い人気犬種トップ5
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