アメリカで暮らす11歳のゴールデンレトリバー犬のタオは、昨年緑内障を患って両目の視力を失ってしまった。その後も症状が悪化し、両目を除去するという大変な手術を経験した。
視力を失ったにもかかわらず、タオは数日で目の見えない生活に慣れ、家の中でも今まで通りに動いたり食事をすることができた。
しかし飼い主は、タオは視力を失ってからやんちゃな気持ちやエネルギーがなくなっていると感じた。飼い主はタオにもっと人生を楽しんでもらいたいという気持ちで、タオの遊び相手と介助役を兼ねてレトリバーの子犬を家に迎え入れることにした。
オコと名付けられたその子犬はすぐさまタオを強い信頼関係を築き、出会ってわずか2ヶ月で2匹は離れられないほど仲良しになった。生後4ヶ月のオコはタオと遊ぶだけでなく、タオの手助けも少しずつできるようになっている。
目の見えないタオが危険を回避できるように、飼い主はタオがオコのあとをついて歩くように訓練している。その甲斐あって、散歩ではタオはオコのあとをついていき、休むときは寄り添うように2匹は一緒に寝ている。
飼い主は2匹の日常をインスタグラムに投稿しており、そのアカウントのフォロワー数は2万4000人を超えている。2匹が可愛らしく戯れる姿はもちろん、オコが少しずつ成長していく変化も見られる。1、2年後には成犬になり、一人前の介助犬としてタオを支えているのだろう。
関連URL: Blind Golden Retriever Gets Adorable Guide Dog Puppy Buddy to Help Him Get Around and Have Fun インスタグラムアカウント