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ゴミを荒らすカラスをゴミ清掃係に変えた画期的なアイデア

海外

アメリカに住むある男性は、カラスをリサイクルのプロにする画期的なバードフィーダーを開発した。

動画に映るのは地域に住む野生のカラス。カラスは慣れた様子でそのバードフィーダーに飛び乗り、中を覗き込んでいる。口にくわえているのは瓶ビールの蓋だ。カラスがその蓋をバードフィーダーの穴の中に入れると、鳥用のおやつがポロリと転がり落ちてきた。これはビンの蓋と引き換えにおやつをもらえるリサイクル・フィーダーなのだ。

初めはボタンを突くと餌が出てくる小さなフィーダーで実験をしたところ、カラスはすぐにその仕組みを理解した。その後、男性はさまざまなロボットを開発してはカラスの反応を見た。
ビンの蓋を入れると餌がもらえることをわからせるため、板の上にビンの蓋をたくさん無造作に並べ、カラスが板上を歩くと蓋がぽろぽろと穴に落ちるようなフィーダーを作った。蓋が穴に落ちるとモーターが作動し、ノズルから食べ物が落ちてくる。
最初は困惑していたカラスたちだが、1、2週間すると「ビンの蓋が穴に入る→おやつをもらえる」という方程式が理解でき、意欲的に庭や道路に落ちているビンの蓋を集めてはフィーダー持ってくるようになった。今ではビンの蓋だけでなく、空き缶も集めて空き缶専用のゴミ箱に器用に入れている。

普段はゴミ置き場のゴミを荒らし、厄介者扱いをされるカラスだが、その賢さを逆手にとって街の清掃係へと変身させた男性のアイデアと努力に多くの人が感心している。この動画に対し、「人間より野生動物にリサイクルを任せた方がいいかもしれない」とコメントする人もいるほどだ。

関連URL: birds cleaning the neighborhood

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