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猫の爪とぎ防止「ネイルキャップ」とは?効果や注意点

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何度叱ってもやめない猫の爪とぎ。そのせいでカーペットは糸が飛び出し、家具も傷だらけ。こまめに爪を切っていても、ひっかき傷はなくすのは難しい。

手術で猫の爪を取り除く飼い主もいるが、専門家は健康上の理由がない限り爪除去手術はすべきではないと言う。非常に強い痛みを伴い、感染症や歩行困難、皮膚組織の壊死といった危険もあるからだ。

では猫への負担が少ない方法で、家具をひっかき傷から守る方法はないのか?
ひとつの解決策としてアメリカを中心に使われているのが「Clay Caps(クロウ・キャップス)」と呼ばれるネイルキャップ。猫用のネイルキャップは柔らかいプラスチックでできており、爪1本1本にカバーとして差し込ませる。キャップには接着剤が付いており、猫がじっとしてくれれば5分から10分で簡単に取り付けられる。
ネイルキャップをつけた状態でも、猫は爪とぎの仕草をしたり、何かを爪で捕まえる動作ができるが、爪を研いだあとに物に傷は残らないから安心だ。

専門家によれば、正しい方法で装着すれば接着剤に敏感でない限り痛みは生じない。猫によっては変な感覚を覚え、慣れるまで数日かかるかもしれない。付けた後は注意深く猫の様子を観察し、激しく嫌ったり痛みを感じているようなら取り外した方がよいだろう。

ネイルキャップが問題なく使えるようならそのまま継続し、4〜6週間に1回の頻度でキャップの取り替えを行う。爪が伸びると勝手にキャップが外れるが、ついたままであれば飼い主が除去して新しいものに取り替えてほしい。清潔のためにも月に1回は必ず交換することが望ましい。
もし初めてのネイルキャップ装着に不安を感じるなら、身近な獣医に相談しても良いだろう。実際に付けるのを見ながら、適切な装着方法やケアのアドバイスがもらえるはずだ。

関連URL: Are Claw Caps the Answer For Scratchy Cats? 2 Vets Weigh In on the Pros and Cons

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