緊張やストレスの緩和、痛みの軽減に役立つとして欧米で普及しているCBDオイル。正式名はカンナビジオールと言い、大麻草の花穂の樹脂の中にできる天然の化合物である。
大麻と違ってハイになったり依存性がなく、治療目的でも使われる合法な薬として日本でも注目が高まっている。
CBDは人だけでなくペットのストレス軽減にも役立つとして、アメリカのカリスマライフスタイリストのマーサ・スチュワートは、業界に先立ってCBDオイルの入った犬のおやつを開発した。
おやつは小さなビスケットで、クランベリー&チキン味はストレス軽減、ブルーベリー&チキン味は体の動きの活発化、アニスフレーバーの入ったブルーベリー&チキン味は心身の健康促進に効果が期待できる。
コロナパンデミックはペットの心身にも大きな影響を与え、外出できずにストレスを抱えたり、肥満や運動不足による疾患を持つ犬が増えている。
マーサはペット向けのCBDの需要の高まりを感じており、今後2年でペットCBD業界は2兆円規模に成長すると予測している。
日々の健康のためのサプリとしてはもちろん、ストレス軽減や病気や怪我を負った時の鎮痛剤として一時的に使うこともできる。自然成分なので通常の化学薬品よりも安心して与えられ、副作用の心配も少ない。日本でペット用CBDが発売される日も遠くなさそうだ。
関連URL: Martha Stewart says CBD for pets will be a $10B industry in 2 years