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8歳の英国少年が中国の犬を救おうと、自転車でファンドレイジング

海外

イギリスのウィリンガムに住む8歳の少年ライズ君は、中国で食肉になる犬たちを救うために自転車で寄付金集めを始めた。

きっかけは彼が観たドキュメンタリー映画だった。その映画で中国での残酷な食肉業界の現状を初めて知り、自分に何かできないかと母親と考えた。
調べた末に見つけたのは、アメリカに拠点を置く「China Rescue Dogs」という非営利団体だった。この団体は屠殺の運命にある犬たちを中国からアメリカに輸送し、犬たちを里親のもとへ預ける活動をしている。
しかし、犬たちの救出には莫大な費用がかかる。寄付を通して団体の活動をサポートしようと、ライズ君は自転車でファンドライジングを始めた。1マイル走るごとに近所の人や友人に寄付金をもらい、これまでに400ドルを集めた。

「ライズは犬や動物が大好きで、自分が何か良いことをして現状を変えたいと思っているの」。ライズ君の母親は、彼の献身的な姿を陰で見守ってきた。

ライズ君の活動は「China Rescue Dogs」の耳にも入り、団体のウェブサイトにライズ君についての謝辞が述べられている。
「地球の反対側に住む8歳の男の子が、ここまで私心なく、ただ犬たちを救うために自転車に乗っているという事実に、私たちの目は涙で溢れてきます。彼の寄付金は、中国にいるハスキー犬のローラの救出に充てるつもりです」。

犬1匹の輸送に約2500ドルがかかり、ライズ君の寄付金はすべてローラの輸送に充てられる予定だ。
ローラはほかの240匹近い犬たちとともに、4月にアメリカにやってくる。ライズ君は自分の努力がローラ救出の助けになったことをとても喜んでいるそうだ。

関連URL: 8-Year-Old Boy Starts Bike Ride Fundraiser to Help Save Rescue Pups from the Dog Meat Trade

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