94歳となるエリザベス女王はコーギー好きで知られており、今年3月5日に新たに2匹の犬を女王のペットとしてロイヤルファミリーに迎え入れた。
報道によると、1匹はコーギーとダックスフンドのミックスで、名前はFergus(ファーガス)と名付けられた。ファーガスという名前は、第一次世界大戦で戦死した女王の母方の叔父ファーガス・バウズ・リオン氏に由来している。
ファーガス氏は尊敬すべき存在として扱われ、その生涯は王室の中で代々語り継がれている。
もう1匹は茶色と白のコーギー犬で、名前はMuick(ミック)。スコットランド高地にあるバルモラル城にある湖「Loch Muick(マイック湖)」から名付けられた。この湖は王家の人々がピクニックや散歩を楽しむ人気の場所で、エリザベス女王も度々訪れている。
2匹の名前はまさにエリザベス女王らしい、英国王室と非常に深い結びつきを持ったものだ。
エリザベス女王の母は1923年にジョージ6世と結婚した際、ファーガスを偲んでブーケを墓に捧げた。それ以来、結婚した王室の花嫁は皆、ウェストミンスター寺院にある無名戦士の墓にブーケを捧げるのが伝統となっている。
新たに王室に加わった2匹は、女王がすでに飼っている犬のキャンディーともうまくやっているようだ。フィリップ殿下の心臓手術や、王室を出て何かと世間を騒がせているハリー夫妻のことで気を揉んでいる女王にとって、2匹の存在は大きな癒しになってくれるだろう。
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エリザベス女王が2匹の新しい飼い犬の名前を公表
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