アメリカではペットの盗難が後を絶たず、とりわけコロナ禍で盗難件数は大幅に増加している。
ペット盗難をする者は「pooch pirates(犬のパイレーツ)」と呼ばれ、ペットショップのオーナーたちが非常に警戒している。
犬のパイレーツたちがどうやってペットショップで盗みを図るか想像できるだろうか?その犯行の一部を捉えた動画がニュースで公開されている。
コロラド州センテニアルにある「パーフェクトペット」という店で一番最近起こった盗難事件。帽子とマスクを着用した男が客を装って店に入るとすぐさま犬のコーナーへ行き、27万円のコッカースパニエルの子犬を抱き抱えてそのまま堂々と店を歩き去っていった。その男の滞在時間はわずか7分で、彼の犯行に誰も気づかなかったようだ。
数分後に気づいた店員が追いかけたものの、すでに男の姿はどこにもなかった。偽装ナンバープレートの車で去ったため有力情報がなく、犯人はいまだに捕まっていない。
アメリカのペットショップでは、犬は広いスペースで放し飼いになっていて客が自由に触れられるようになっていることが多い。日本のショップのように鍵付きの空間に隔離するのは商売上考えられないとオーナーは言う。
売上を落とさない方法で防犯対策を強化できないかと、多くのペットショップオーナーは模索を続けている。
ワールドペットニュース
監視カメラが捉えたペットショップで堂々と犬を盗み去る男
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