「あなたの荷物は安全かもしれないけど、ペットは安全じゃないわ!」という警告のコメントとともに自宅の防犯カメラの映像をツイッターに投稿したのは、アメリカインディアナ州に住む女性。
その防犯カメラに映っているのはアメリカの大手運送会社フェデックスのトラックだ。トラックの助手席から若い女性が降り、家の庭でくつろいでいた子猫を突然取り上げて急いで車に戻った。
子猫はジューンという名前で、その家に住む女性の娘が大切にしているペットである。フェデックスに何度も電話しても取り合ってもらえず、憤慨した女性はソーシャルメディアを使って猫を取り戻す作戦をとった。
「フェデックスの運転手が私の娘の猫を盗んだの。この動画が広まれば、企業側が対応せざるを得なくなるはずよ」とネット民に呼びかけた。
すると何千もの人が動画をクリックし、フェデックスに対して猫を飼い主に戻すよう求めた。ついには本社のスポークスマンが猫の返却のために手助けすると約束。数日後にジューンは無事に女性のもとに返された。
「ソーシャルメディアの力はすごいわ!有名猫になったジューンは無事に家に帰ってきて、娘もとても幸せそう」と、女性は感謝と喜びの声をネットのサポーターたちへ発信している。
関連URL: ‘Your packages are safe, but your pets aren’t’: FedEx drivers accused of cat theft