テネシー州ナシュビルにあるスマイル・オン・ナシュビルという歯科医院には4本足のかわいいスタッフがいる。ピーウィーという名前の黒いフレンチブルドッグだ。
彼は毎日クリニックに3〜4時間勤務し、患者と触れ合ったり、治療中の患者のお腹の上にお行儀よく座ったりしている。彼の一番の目的は不安を感じている患者を少しでもリラックスさせることだ。
ピーウィーは院長のペットで、生後6ヶ月でクリニックを訪れるようになった。別室にひとりにすると寂しがって鳴き、スタッフや患者のいるところに連れていくととても喜んだ。院長はピーウィーのフレンドリーな性格を生かし、患者を笑顔にするスタッフとして扱うことにした。
ピーウィーの存在は多くの患者に癒しを与えており、実際に痛み止めの注射が嫌で治療をためらっていた人が「ピーウィーが一緒にいてくれるならやる」と一歩を踏み出すケースもある。
治療中にピーウィーが患者の体に乗っていることがあるが、これも患者からのリクエストで始まった「サービス」だという。
欧米では人に癒しや精神の安定をもたらす動物を「エモーショナル・サポート・アニマル」呼び、病院や介護施設、学校などに動物が訪れることがある。
ピーウィーのように個人のクリニックで活躍する動物も増えている。腕利きの医師とかわいい動物がコンビを組めば最強で、クリニックの評判が上がるのは間違いないだろう。
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