トルコのアンカラで生まれた生後4ヶ月の子猫のミダスは、SNSのスター猫として人気を集めている。
人気の理由はミダスのユニークな耳だ。彼女には生まれたときからそれぞれの耳の穴から小さな耳介(三角形の耳たぶ)が飛び出しており、まるで4つの耳を持っているかのように見える。
ミダスはノラ猫の子として民家の裏庭で生まれ、保護猫として今の飼い主であるカニスさんに引き取られた。ミダスという名前はギリシャ神話のミダス王から付けられ、その王は神に願って触れるものをすべて黄金にする能力を持っていたが、最後には神アポローンによって耳をロバの耳に変えられてしまった。ミダス王にとっては屈辱となったロバの耳だが、猫のミダスにとっては最大の魅力となっているようだ。
ミダスの2つの小さな耳介は健康に害を及ぼすものではなく、おそらく遺伝子異変によるものだと獣医は言う。
ミダスの耳を怖がる人もいるが、ほとんどの人はかわいいと感じており、ミダスのインスタグラムページには10万2000人を超えるフォロワーがいる。
ミダスはやんちゃで人懐こい性格で、飼い主のカニスさんの胸や肩にのって寝るのがお気に入り。自分に2つ余分に耳があることも、世界中にファンがいることも知らない猫のミダス王は、家族に溺愛されながら気ままに人生を謳歌しているようだ。
ワールドペットニュース
耳が4つある保護猫が世界中にファンを持つ人気者に
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