愛犬をペットサロンでトリミングするときは、どんな姿になるのか期待と不安が入り混じる。とくに顔まわりの毛の長さが変わるだけで印象がガラリと違ってくるので頼む側もつい慎重になってしまう。
しかしカリフォルニア州に住むある男性は、ペットサロンで何とも大胆で奇抜なオーダーをして人々を驚かせている。
彼は自身が飼っているクーパーという名前のバーンドゥードル(プードルとバーニーズ・マウンテン・ドッグの交配種)をペットサロンに連れて行き、「この子をキリンみたいにしてほしい」と頼んだ。
オーダーを受けたのはサンディエゴを拠点に活躍する人気トリマーのガブリエル・フェイトサ氏でテレビにも出演している。キリンみたいにするという注文に躊躇なく快諾し、ヘアカットと毛染めに取りかかった。
7時間後に現れたのは、キリンのぬいぐるみのように変貌したクーパーだった。胴体の毛は短く刈ってキリンと同じ模様を施し、足先の毛は黒く染めて爪に見立て、顔まわりの茶色いふわふわの毛はキリンの角とたてがみそっくりに仕上げた。毛染めに使ったヘアカラー剤はペットに無害なもので、健康への悪影響は一切ないという。
キリンの特徴を余すことなく取り入れたトリミングに飼い主は大満足。彼が写真を投稿すると瞬く間にインターネット上で話題となり、閲覧回数は400万を超えている。
キリンになった当の本人であるクーパーも外出するたびに多くの人の注目を浴びてご機嫌なようだ。キリンそっくりのもふもふのわんちゃんがいたら誰もが笑顔になるだろう。セラピー犬として小児病院で入院する子供たちを訪れたらどうかという声もあり、もうしばらくはキリンスタイルをキープすることになりそうだ。
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ペットサロンで犬がキリンそっくりに変貌
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