カテイ・ホールさんが高齢の父親の様子を見に訪ねると、彼はよくソファで昼寝をしている。しかし彼が1人で寝ている姿を見たことはない。なぜか飼い犬ではなく近所の人が飼っている犬たちが添い寝をしているのだ。
「父は日常的に近所の犬と会って遊んだり昼寝をしているんです。父の車を見ると犬たちは寄ってきて一緒に家に入ってくるみたい」とカテイさんは言う。
父親であるロンさんはいつも犬が好きで、困った犬の助けになりたいとの思いで地元の保護犬シェルターで働いている。奥さんと暮らしながら保護犬の一時預かりやリハビリをしているので家にはいつも犬がおり、今は4匹の保護犬を飼っている。
しかし犬が犬を呼ぶのか、近所のほかの犬までもロンさんの家にやってくる。その犬たちは日中ずっとロンさんの帰りを待ち、ロンさんとのわずかなふれあいの時間を生きがいにしているようだ。きっとロンさんには犬を引き寄せる不思議なオーラがあるのだろう。隣人たちは自分の犬がロンさん宅で過ごすことに不快な感情は持っておらず、ロンさん自身も迷惑だと感じないため、犬も人も互いにストレスのない付き合いをしている。
実はカテイさんが飼っている2匹の犬もロンさんが大好きで、ロンさんがカテイさんの家を訪ねるたびに大喜びする。ロンさんが家に帰るときには犬たちもロンさんについて帰ろうとして困ってしまうそうだ。
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