アメリカサウスカロライナ州に住む世界一長寿の犬が、10月3日に22歳でこの世を去った。
トイ・フォックス・テリアという犬種のメス犬「ペブルズ」は2000年にニューヨーク州で生まれ、飼い主と長く幸せな人生を歩んできた。
ペブルズは生涯で3回出産を経験し、産んだ子犬の数は合わせて32匹。体は小さいがビッグマミーとして多くのトイ・フォックス・テリアの子孫を残した。そして21歳のときに世界最高齢犬としてギネス記録に登録された。
トイ・フォックス・テリアの平均寿命は13〜14歳と言われているが、ペブルズが22歳まで生きられた秘訣はなんだったのだろうか。
ペブルズは12歳のときに獣医に勧められてドッグフードをやめて、より肉のタンパク質量が多いキャットフードに切り替えた。誕生日には特別にたくさんのリブ骨をおやつとしてもらっていたそうだ。
また、ペブルズはカントリーミュージックが好きで、音楽を聴きながらリラックスタイムを過ごすのが習慣だった。そして何よりも、惜しみない愛情でかわいがってもらえたことが長生きにつながったのだろう。飼い主のジュリーさんはペブルスが年老いてもずっと寄り添い、たくさん甘えさせてあげた。
「ペブルズは周りの人をなごませ、一目で自分を好きにさせてしまう魅力があった。いなくなって多くの人が深く悲しんでいると思うわ」と涙するジュリーさん。悲しみと喪失感を感じながらも、「ペブルズの人生の旅で関わったすべての人に感謝し、心のなかのペブルズとともに生きていきたい」と語っている。
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世界最高齢のギネス記録を持つ犬が死去
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