アメリカに住む98歳のおばあさんのアパートには毎週のようにめずらしいお客がやってくる。それは野生のフクロウで、夜行性のはずなのに昼間におばあさんのアパートのベランダに現れ、フェンスの上に立ってじっとおばあさんが出てくるのを待っている。
そのフクロウはおばあさんが近づいても逃げず、おばあさんが嬉しそうに「ホーホー」と声をかけるとフクロウも「ホーホー」と低い声で返す。2人は会うたびにこうやって会話を楽しんでいる。
おばあさんの孫娘はそんな2人の様子をビデオに撮りながら、「こんなかわいい生き物がグランマに会いにくるなんて!これは世界でもっともクールな光景だわ」と感動を隠せない。
そのフクロウはおばあさんにだけ話しかけ、孫娘やほかの人にはあまり興味を示さないそうだ。きっとそのフクロウは、おばあさんの最愛の夫であったおじいさんの生まれ代わりに違いないと孫娘は感じている。天国にいるおじいさんのメッセージを運びにきた伝書フクロウなのかもしれない。
野生動物が特定の人にだけ寄ってきたり、何度も訪ねてきたりするのはとてもめずらしいことだ。前世や生まれ代わりと言うと大げさだが、何か特別なつながりを感じざるを得ない。動物好きであれば、一生に一度でいいのでそんなミラクル体験をしてみたいと感じるだろう。
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祖母に会いに来るフクロウは亡き祖父の生まれ代わり?
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