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犬猫に限らず、爬虫類や昆虫など、とくに興味のなかった生き物を実際に飼ってみたらハマってしまったという経験はないだろうか。

TikTokユーザーの「She’s Regally Bold」さんもその1人で、彼女はたまたま1匹のジャンピング・スパイダー（ハエトリグモ）を家のドア付近で見つけて手に取った。ハエトリグモについてインターネットで調べているうちにその魅力に取り憑かれ、「ピクルス」と名づけて飼い始めた。

ハエトリグモは好奇心旺盛なクモで、いろいろな場所を探検するのが好きだ。その習性を知った「She’s Regally Bold」さんは、ピクルスのためにドールハウスのDIYキットを購入。ピンク色のかわいいキッチンやベッドルームやプレイルームピクルスが自由に遊べる環境をととのえた。
「クモにピンクのドールハウス！？」と拒絶反応を示す人もいるだろうが、白と黒のふわふわの毛とまん丸な目をもつピクルスがミニチュアのベッドに乗っている姿は意外にかわいくて萌える。すべての部屋を興味津々な足どりでチェックするクモを見るのは、飼い主にとって最高に楽しくて癒されるひと時なのだ。

ピクルスは死んでしまったが、その子孫であるクモの「キューティー・パイ」がドリームハウスを引き継いでいる。TikTokの動画にはキューティ・パイがミニチュアの猫用プレイルームで遊んでいるシーンや、ライブラリーでくつろいでいる姿などが紹介されている。
「She’s Regally Bold」さんはクモそれぞれで性格がまったく違い、とくにキューティー・パイは犬よりもやんちゃで大胆な性格だと言う。SNSを通して彼女は、クモは怖がったり気味悪がる生き物ではないということを世界に伝えたいと感じている。