キリストの復活を祝うイースターは、キリスト教徒にとってはクリスマスに次いで重要な日である。卵とうさぎが繁栄のシンボルとして用いられ、エッグハントをしたり、イースターにちなんだチョコレートなどが市場に出回る。
アメリカでは4月が近づくとモールやイベントなどにあまり可愛いとはいえない(むしろちょっと気味が悪い)着ぐるみのうさぎがあらわれ、家族連れがこぞって記念撮影を撮るのが慣習になっている。
最近はペットと一緒に撮影をしたいというニーズが増え、着ぐるみのうさぎがペットの犬を抱いて写真を撮る姿も見られる。
ペンシルベニア州キングストンにある動物保護施設「ブルー・チップ・ファーム」はチャリティーイベントを開催し、うさぎの着ぐるみとの撮影サービスを提供した(参加費10ドル)。参加者のなかにはペットのうさぎを連れてくる人もおり、おおいに盛り上がった様子だ。そのイベントではこだわりの材料で作った手作りの犬用おやつも販売され、すべての収益は、年間2500万円にものぼる動物たちの医療費に充てられる。
動物がシンボルになっているイースターは、これからさらにペット参加型になっていくと思われる。動物保護団体にとってはチャリティの絶好の機会となる。チョコレートは与えないほうがいいが、写真撮影はよい思い出になるだろう。(うさぎの着ぐるみをペットが怖がりさえしなければ…)。
ワールドペットニュース
キリスト復活祭イースターをペットと楽しむ
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