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犬種を見ればオーナーの性格がわかる? 英心理学者が発表

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 英ケネルクラブ(KC)の協力により行われた調査では、犬オーナー1000名を対象に、オーナーの性格を「外向性」「協調性」など5つの指標で分析するアンケートが実施されたほか、各々の飼っている愛犬の情報が集められた。

 そのデータを集計・分析した結果、KCが定める7グループの犬種分類ごとに、オーナーの性格に共通の特徴が見られることがわかった。

 たとえば愛犬がシェパードなどの「パストラル(牧羊・牧畜犬)」、ブルドッグなどの「ユーティリティ(実用)」グループのオーナーは「外向性」が高い傾向にある一方、「トイ」グループのオーナーは「協調性が高い」「知的好奇心が強い」などの傾向が見られたという。

 この研究を行ったバーススパ大学の心理学者、ランス・ワークマン博士は、「この結果により、愛犬を見れば飼い主の性格を言い当てられることがわかる。人は無意識のうちに、自分の性格に合う犬種を選ぶようだ」としたほか、「犬種による飼い主の性格の違いは、犬を選ぶ際に飼い主が自身のライフスタイルに合うかどうかを重視することに起因するのではないか」と分析している。

【KC犬種分類と各々の飼い主の性格的特徴】

◆ガンドッグ(狩猟犬):協調性が高い
<代表的な犬種>
ゴールデン・レトリーバー、アメリカン・コッカー・スパニエルなど

◆ハウンド:情緒安定性が高い
<代表的な犬種>
ビーグル、ダックスフンド、アフガン・ハウンドなど

◆パストラル(牧羊・牧畜犬):外向的
<代表的な犬種>
シェットランド・シープドッグ、ウェルシュ・コーギーなど

◆テリア:協調性が高い
<代表的な犬種>
ケアーン・テリア、ジャック・ラッセル・テリアなど

◆トイ:知的好奇心が強い
<代表的な犬種>
チワワ、パグ、ヨークシャー・テリア、ポメラニアンなど

◆ユーティリティ:勤勉
<代表的な犬種>
柴、プードル、シー・ズー、フレンチ・ブルドッグなど

◆ワーキング(使役犬):協調性が高い
<代表的な犬種>
ドーベルマン、シベリアン・ハスキー、ボクサーなど

関連URL: バーススパ大学 関連ニュースリリース (英語) ライブ・サイエンス 関連記事 (英語)

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