普段は早寝をする12歳の年寄犬のウィッシュボーンが、めずらしく夜中にキッチンフロア座り込んでいる。もうとっくに寝る時間は過ぎているのだが、ご主人が焼いているステーキがどうしても食べたいのだ。そんな彼の姿をとらえた動画がインターネット上で話題になっている。
ステーキをマリネ液に漬け込んでいるときから楽しみで仕方がなかったウィッシュボーン。絶対にもらうと決めていたのでここで寝るわけにはいかない。そんな思いでステーキが出来上がるのを辛抱強く待っているのだが、老体に夜更かしはキツイ...。
必死で目を見開いているものの、眠くて眠くて、勝手にまぶたがとろーんと閉じ、体がよろっと倒れてしまった。ハッと我にかえって体勢を戻したものの、一部始終を見ていた飼い主の笑い声に恥ずかしそうな表情を見せている。
眠気との長い闘いの末、ウィッシュボーンはやっとステーキを1切れもらうことができた。お腹も心も満たされ、その夜はきっといい夢を見ながら眠ったのだろう。
ウィッシュボーンは賢くて言うことをよく聞く犬で、首輪にひもをつけずに外に放しても遠くに行ったりしない。高齢で足腰は弱ってきているが、12歳にしては健康で頭の回転も速い。ご主人がくれるご褒美ステーキが彼にとっての元気の源なのかもしれない。
関連URL: Old dog tries to stay awake for a late-night snack but it is a real struggle