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足の本数は世界一!豪州で見つかった新種の虫

海外

西オーストラリアの鉱山地域で60メートルもの深さの地層から珍しい虫が発見された。
ヤスデの一種で足の生えた長いミミズのような生き物である。体長約95ミリでなんと足の数は1300本もある。これまで世界記録保持者だったカリフォルニア原種のヤスデ「イラクメ・プレニペス」(足の数750本)をゆうに上回って世界一となった。

ヤスデは英語で「millipede(1000本の足)」と呼ばれるが、初めて本当に1000本を超える足を持つヤスデが現れたとして、世界中の昆虫専門家やマニアたちの間で話題となっている。
そのためこの新種の虫の学名は「true thousand feet(真の1000本の足)」という意味を持つ「Eumillipes Persephone(ユーミリペス・ペルセフォネ)」と名付けられた。ペルセフォネというのは古代ギリシャ神話に出てくる土の中に住む女王の名前である。

ユーミリペス・ペルセフォネはほかのヤスデと同様に目がなく、体は半透明で色を持たない。メスが体長約95ミリ、脚が最も多くて1306本。オスが体長約54ミリ、脚が多くて818本だった。女王の名前をもらっただけに、メスの方が体が大きく足の数も1000を超えている。
女王の出現でしばらくの間昆虫界はざわつきそうだ。

関連URL: Millipede with more legs than any known animal discovered in Australia

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