歴代のアメリカの大統領は犬好きが多く、10年以上ホワイトハウスには猫がいなかったが、ついにバイデン大統領が猫をペットとして迎え入れた。
バイデンファミリーに加わったのは2歳のメス猫で、グレーと白のトラ模様と緑色の瞳が愛らしい。バイデン大統領夫人のジルさんの故郷であるペンシルべニア州ウィロウ・グローブからヒントを得て、その猫を「ウィロウ」と名付けた。
ジルさんが2020年に西ペンシルベニアの郊外で選挙キャンペーンをしていた際にウィロウがひょっこり現れ、演説のステージに上がってきたのが最初の出会い。何か通じ合うものがあったのか2人はすぐに絆を結び、ジルさんはウィロウを飼うことに決めた。
猫がホワイトハウスにやってくるのは、ジョージWブッシュ大統領が飼っていたインディア以来13年ぶりである。
バイデン大統領は2匹のジャーマンシェパードを飼っていたが、昨年長年連れ添ったチョンプが亡くなってしまった。残ったもう1匹のメジャーはやんちゃで人を噛む問題を起こした経験もあるので、ウィロウをなかなか迎え入れることができなかった。ウィロウとメジャーがうまく一緒に暮らせるかが心配ではあるが、徐々に慣らしていくほかない。
ウィロウはお気に入りのおもちゃとおやつを持参して引っ越し、広いホワイトハウスのさまざまな部屋を匂いを嗅ぎながら探索しているようだ。すでにメジャーと対面したかどうかは明らかではないが、そのうち2匹はレッドカーペットの上を追いかけ合うことになるだろう。
関連URL: The Bidens finally have a White House cat. World, meet Willow.