8月4日、アラバマ州にある高速道路「インターステイト65」が、ある動物の乱入によって混乱と渋滞に見舞われた。
乱入したのは1頭の牛で、目撃者からの連絡を受けて動物管理局の車が駆けつけた。しかしその牛は背後から追いかけてくる管理局の車から必死で逃げようと走り続けた。
さいわい牛が走っていたのは道路脇の草が生えたところだったが、追いかけられてパニックになった牛が車線に乱入してもおかしくない状況だったので、道路を走る車はのろのろ運転で事態を見守っていた。
疲れた牛はやっと捕らえられ、近くの牧草地に移送された。その牛の飼い主は自分の牛の1頭が逃げたことに気づいていないようで、いまだに迷子牛の身元ははっきりしない。とはいえ逃走中にケガをした形跡もなく、牛自身すこぶる健康な様子でのんびりと草を食べている。
飼い主のもとへ早く帰りたいのか、おいしい草さえあればどこでもいいのか、心のうちが気になるところだ。しかし、たまたま高速道路に入ったがためにメディアに取り上げられ、アラバマのスーパースターになってしまったのは間違いない。
関連URL: Watch the Authorities Chasing a Cow on the Highway Because Really Why Not