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エコバッグを巣の代わりにするフクロウが可愛すぎる

海外

ニューヨーク州スミスタウン周辺の野生動物の保護とリハビリを専門とするスウィートブライアー・ネイチャー・センター(SNC)は、日々ケガなどをしてやってくるさまざまな動物の対応に追われている。

しかし、そんな慌ただしさのなか、SNCで暮らす1羽のキバシリフクロウの「ニュートン」は、世話をする人たちを笑顔にする方法を知っている。

「ホーホーホー」

可愛いフクロウの声が聞こえるが、その声の出どころはなんと、壁に掛けられた買い物袋のなか。ニュートンはこのなかが大のお気に入りなのだ。

もともとペットだったニュートンは何年もSNCの住人であり、野生に戻ることはできない。狩りをしたり、仲間を呼んだり、巣を作ったりといった本能がないのだ。
野生のシマフクロウは通常、木の空洞や他の鳥が作った巣の中で休むが、SNCでのニュートンの過ごし方は少し違う。ニュートンのように飼育されているフクロウにとって、最高の巣は人工的に作られたものだ。
「毎朝、お気に入りのバッグの中でくつろいでいます」とSNCはフェイスブックに書いている。

ほとんどのフクロウは人や天敵に見つからないように巣に戻るが、ニュートンは買い物袋の中にいるときはいつも声を出している。彼は逆の動機を持っているようだ。
「ニュートンはこの買い物袋が完璧な巣になると思っています。彼は愛らしい鳴き声を出して、人間を自分の小さな家に誘い込もうとしているんです」

フクロウが巣を作るとなると、買い物袋はかなり意外に思えるかもしれない。しかし、フクロウは手の込んだ巣作りをするわけではなく、たくさんの小枝を持って何度も往復して丹念に巣を作る代わりに、木や大きなサボテンの木の空いている場所を探す。捕食者や風雨から守ってくれる居心地の良い場所があれば、それだけで十分なのだ。

時々、ニュートンは暖かさを求めてスタッフの上着に潜り込むこともあり、「彼はいつも新しい空洞を探検しています」と、SNCのスタッフは笑う。
「彼がいてくれて、私たちはとても幸運だと感じています」とSNCはフェイスブックに書いているが、たしかに職場にこんなに愛らしいフクロウがいたら仕事の疲れも忘れてしまうだろう。

関連URL: Little Owl Flies Into A Grocery Bag And Decides It's His Home Now

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