イギリスのリバープールに住むデュルーリーは、いつものように溜まった衣類を洗濯機に押し込み、ドアを閉めてスイッチをオンした。
その20分後、「ミャオ、ミャオ」と猫の小さな泣き声が洗濯機の中から聞こえた。
まさかと思ってドアを開けると、生後3ヶ月飼い猫のポージーがぐるぐる回る洗濯ドラムから転げおちてきたのだ。
デュルーリーはすぐさまポージーに心肺蘇生をし、獣医に連れていった。その晩ポージーの容態は悪化したものの、翌日には驚異の回復を遂げて無事に家に帰ることができた。
20分もの間、洗濯機の中で水に溺れながら高速回転させられたら、どんな猫も助かる見込みはゼロに近い。
獣医は「デュルーリーさんが心肺蘇生をしなかったらおそらくポージーは助からなかっただろう」と言う。
その事件以降、デュルーリーは「Check for cat before switching on!!! (スイッチを押す前に猫が入っていないか確認すること!)」と書かれたメモを洗濯機のドアに貼り、同じ悲劇が起こらないように気をつけているそうだ。
ワールドペットニュース
洗濯機の中で洗われてしまった子猫、飼い主の応急処置で一命を取り留める
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