生後半年にも満たない人間の赤ちゃんと子猫が、まるで運命の糸で繋がれたかのようにいつも一緒にいる。そんな2人の日常を捉えた動画が350万回を超える人気を集めている。
子猫の名前はスシ。飼い主のアマンダさんにもらわれたときはシャイだったが、徐々に慣れて心を開くようになった。その後アマンダさんに娘が生まれると、スシはその赤ちゃんを見た瞬間に気に入ってしまった。
四六時中赤ちゃんのそばにピタリと寄り添い、赤ちゃんも嫌がることなくスシを受け入れている。クローゼットに飛び乗り、柵付きの赤ちゃんベッドへ入る方法を見つけたスシは、毎晩赤ちゃんと一緒に寝るようになった。とにかく赤ちゃんが好きでたまらない様子で、くっついて寝ている表情は幸せと安心感でいっぱいだ。
食事のときも、寝転がって遊んでいるときもいつだってスシは赤ちゃんのそばにいたが、唯一汚れたおむつを交換するときだけは遠くへ逃げていく。
アマンダさんはそんな2人を見守っていたが、スシがたびたび赤ちゃんの胸の上に乗るようになったのに違和感を覚えた。赤ちゃんを病院に連れていくと、上気道感染症という呼吸器の感染を患っていることがわかった。アマンダさんよりも早くスシが赤ちゃんの体の異変に気づいて知らせようとしていたのだ。病院から戻るとスシは赤ちゃんの側から離れようとしなかった。スシもアマンダさんと同じくらい心配だったのだろう。
まるで親のようにスシが赤ちゃんをいつも見てくれるおかげで、アマンダさんも安心して家事に集中できる。まさか子猫がここまで育児に協力してくれるなんて想像しなかっただろう。
運命が引き寄せたかのような2人が、ソウルメイトとして一緒に成長していくのが楽しみだ。
関連URL: Tiny Rescue Kitten Refuses To Leave Baby Sister's Crib