アメリカに住むデレックさんが飼っている猫のゴンゾは外に出かけるのが大好き。しかし困るのは、家に帰ってくるたびに近所で見つけたゴミを口にくわえて持ってくることだ。プラスチックのカップ、枯れた植木鉢、ティッシュ、商品の包み紙など、どれもゴミではあるがゴンゾにとっては宝物なのだろう。

家の周りを歩いていても目につかないようなゴミを拾ってくるため、デレックさんはゴンゾが一体どこへ行っているのか気になり、首輪に小さなカメラを取り付けてみた。
ゴンゾの視線でとらえたカメラの動画には、さまざまなおもしろい光景が映っていた。外ではほかの動物との関わりが多く、せわしく走り回るリスを興味深そうに目で追うゴンゾ。ポッサムの赤ちゃんに遭遇したときは、捕まえて食べてしまうのかとデレックさんはヒヤヒヤしたが、ゴンゾは優しくポッサムたちを見つめていた。

隣のアパートに住む元ノラ猫のシモンに好意を寄せているゴンゾだが、なかなかシモンは心を許してくれない様子。家の軒下で見つけたゴミをギフトとして彼女に渡そうとするが、シモンはもうどこかへ行ってしまった。嫌われてはいないようだが、近づきすぎるとパンチを喰らう。なかなか上手くいかない恋にデレックさんは胸が痛むが、それまで知らなかったゴンゾの一面を見てさらにゴンゾとの絆が深まったと言う。どんな動物にも優しく接し、ゴミを拾って街をきれいにしてくれるゴンゾにネット上では賞賛の声が集まっている。

関連URL: Guy Makes His Cat A Tiny Collar Camera To See What He's Up To Outside